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- 住宅ローンの夫婦ペアローンを組んだ場合、離婚したらどうなる！？
【離婚したらどうなる】
これは前回の夫婦ペアローンのデメリットでもお伝えしましたが、離婚した場合は住宅をどうするか扱いに困る場合があります。離婚後の事も考えて事前に決め事をしていれば別ですが、ほとんどの方はそこまで考えて計画を立てられません。また離婚事由やそれぞれの主張もありますので財産分与の話し合いの際に複雑化する可能性もあります。財産は得るものばかりでなく、住宅ローンの負債も負の財産としてみなされます。夫婦ペアローンを組む際はそういったリスクも考えた方が良いと言えます。
【夫婦にオススメの住宅ローン】
これまでお伝えしました通り、夫婦ペアローンにはメリットもデメリットもあります。ですので、どちらがオススメかはそれぞれの状況にもよりますので一概には言えませんが、選択肢の1つとして収入合算をして住宅ローンを組む方法もあります。これはペアローンと違い、契約者はどちらか1人で収入は夫婦それぞれの収入を合算した形で住宅ローンを組む方法です。例えば、夫が契約者の場合ですと連帯保証人は妻になり、団信の加入や住宅ローン控除の利用は夫のみになります。名義も夫のみですから、離婚などで財産分与の話し合いの際も夫婦ペアローンほど複雑化しません。但し、あくまで契約者は夫ですので売却などの権限は夫に委ねる形になります。このように単独名義で住宅ローンを組む場合も夫婦ペアローンで住宅ローンを組む場合もそれぞれの特徴を理解して返済計画を立てていくことが大切です。
次回はトラブルを防ぐために必要な事をお伝えします。
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監修者情報
だんらん住宅
代表 山本 達也
